ニューオリンズ最終日 水曜日
突然だけど、昨晩の話。夜にのどが渇いたのでホテルの自動販売機があるところへ。そこの自販機で.75って表示されていて、前の人がおつりを取り出し忘れた .75 が残ってるのかと最初思った。1$入れたら1.00表記になった。なんなんだろう。いくらなのか解らない。たぶん1.5$か1.75$だろうともう1$追加しようとする。手元には20$しかない。20$をつっこむと帰ってこない可能性がある。きけん。なので部屋まで戻る。ズボンのポケットにはいつも1$*ちょっと入ってる。部屋に戻って数ドルつかんでまた自販機に。別の人は来ていなかった。安心してもう1$いれてみようとするもうけつけない。なんでだー。Return ボタン押しても反応無い。なんでだー。買うボタンを押してみる。落ちてきた!おつりも25セント返ってきた。つまり前の人の75セントが残ってて、1$入れて、1.75$で、品物は$1.5だから25セント戻ってきたってことか。と落ちてきたブツを見て違うことを知る。缶だった。つまり缶は75セントで、1$入れたから25セントおつりで、1$以上入れる必要がないから受け付けなかったわけだ。日本人的にはわけわかんない!アメリカの自動販売機コワイ。ちなみにセントやドルの認識もかなり微妙。日本の自動販売機は超優秀、と思ったりしたんだ。
さて朝、今日は 5:00 起き!5:00に起きなくちゃ不安で夜中に何度も目を覚ましてあまり寝れなかった。準備をして、6:00 すぎにチェックアウト。アムトラック(長距離電車)の駅へ。6:00すぎだけど、サマータイムのため、日本で云う5:00ぐらいの明るさ、つまり全然暗い。さすがに徒歩で行くのはちょっと危険だなと思ってタクシーで。11$ + チップ代かかった。6:20 分頃到着。出発は 7:20 なのでちょうど一時間前。初なので一応時間には余裕を見ている。
アムトラック駅、駅員がいるカウンターはかなりこんでいる。チケットはあらかじめ amtrak のオフィシャルサイトからネットで購入してある。無人の発券機にクレジットカードを通して、乗るアムトラックの番号を入れるだけで発券される。超お手軽。Eチケットにしろ、なんにしろ、パスポートやカード持ってくだけで乗れるのは楽で良いなぁ。で、30秒でチケットが発券されたので出発までの一時間ヒマに。駅構内にはサブウェイがあったのでそこで朝食。普通に注文したらオーブンで焼いてくれた。えええ、こんなサブウェイ初めてだ。パンがさくさく、チーズがとろけてあつあつのハムでうまい。これで $3 + TAX はお得な気分。でボーとしてるうちに 7:00 ごろから搭乗が始まる。最初はファーストクラス(?)ぽいひとから優先的に。飛行機と同じだわね。その後普通に搭乗。なにやらすごい列になってる。列がすくまで座って待って、乗り込もうとすると呼び止められる。バックパックなどの荷物にはタグ(名札)をつけないとダメらしい。名札を書いて乗り込む。一応座席番号みたいなのがチケットに書いてあるんだけど、その番号と席は関係ないらしい。なるほど、だからみんな並んでいて、先に良い席を取るわけだ。窓側の席は全部うまってたので、廊下側の席を開いてるかどうか確認して座る。「シートオープン?」。こないだ覚えた。
で初アムトラック内なんだけど、すごい広い。新幹線みたいな座席を想像してたのだけど、とんでもない。飛行機で云うビジネスクラスぐらいの広さの席だ。椅子は35度ぐらい傾けるし、足は伸ばせるし、快適。窓も大きいので外の景色もよく見える。コンセント口まであるよ。すばらしい。でも超寒いよ。あらかじめ寒いと聞いていたので、上に長袖、その上にフリース着てたのだけどそれでも寒い。途中寒すぎて、Yシャツだして膝掛け代わりにしてたよ。
出発は時間通り 7:20。遅れる遅れる云われるアムトラックだけあって、この時点ですでに遅れるのかと思ってたら、さすが始発だけあってぴったりに出発。さようならニューオリンズカトリーナに負けず、復興できることを願ってるよ。またいつか来たいな。
アムトラックの窓の外の景色は樹海みたいな、木、木、木、な景色が続く。木も針葉樹ぽかったり、松っぽかったり、ツタがからまりまくってたりといろいろ。樹海8割、平原1割、その他1割みたいな感じの景色だった。窓側じゃなかったので、あまり写真とれなかったよ。出発してちょっとして、眠くなってきたので寝たんだけど、寒くて30分ぐらいで起きる。ああ寒い。空調も効きすぎているので、それだけ寝ただけでのども痛い。寒くなければ座席は快適なのですごいやすいんだけどなぁ。
近くの席で、子供がポータブルDVDプレーヤでイヤホンもささずに教育番組かなにかを見てる。親も一緒になってみてる。うるさいなー、と思っても誰も注意しない。ヘッドフォンから音漏れ全開で音楽を聴いてる人もいる。誰も注意しない。アメリカはそういうもんなのかな。みんなあまり気にしないというか。
11:00すぎに、ながめにどこか田舎町の駅に停車。これまでも一時間に一駅ぐらいは停車してたんだけど、30分ぐらい停車したのはこれが初だ。車外に出てタバコすったり、電話したりする人が結構。俺も車内が寒すぎたので外に出る。日光気持ちいい!30分ぐらいたつと、そろそろ出発だよと云われて戻る。ちょうどお昼ぐらいだったので、フードカウンターのある車両へ。思っていたよりチープなフードカウンター周辺。オシャレなバーっぽい作りかと思ってたのに。ファーストクラスあたりの車両だとちがうのかしら。ホットドックを頼む。電子レンジでチンされたのが出てきた。他の食事もあらかたレンジでチンものらしい。チープ!これで3.95$かぁサブウェイでもう一つ買っておけば良かった。この辺で時計の時間を中部標準時から東部標準時へと変更。+01:00 時間する。つまり今日は23時間しかない。飛行機で日本からアメリカ、だと時差がありまくってそれが普通なんだけど、アメリカ国内だと都市を移動しただけで時計の時間を、とかめんどくさそう。
15:00ごろ、もう一度車内をうろうろしてると、あんまり冷房が効いてない車両があることに気づく。というか、自分が乗った車両が一番寒い。寒すぎる車両、それなりに寒い車両、普通の車両と三種類ある。添乗員の人に、車両移動しても良い?と訊ねたら良い、と。親指をグっとジェスチャーされた。さすがアメリカ。というわけで寒くない車両に!この車両は人も少なく、誰も座ってない席をとれた。アメリカ人は冷房大好きだなぁ。でもなんだかこの車両は古いかんじ。椅子のカバーもそれなりに汚れてるし、コンセントは窓際に1口しかないし。でも暖かいのですべて許せる。人も少ないのでそこそこ静かだし。
16:00 ごろ、なんだかビル群がある都市に到着。AT&T なロゴなビルも複数ある。ここに20分ぐらい停車。Welcome to Birmingham と書いてある。アラバマ州の最大都市、バーミングハムらしい。名前ぐらいは聞いたことあるよ。しかし駅周辺にもあちこちに廃墟らしき建物が。アメリカはわりとそこら彼処に廃墟があってコワイ。
17:00 ごろ、電車が止まる。今までは止まってもエンジン音はして、アイドリングみたいな感じだったのだけど、エンジン音も完全に止まって、クーラーや主な電気も消える。oh。だんだん暑くなってくる車内。一時間ぐらいたったところで動き出す。が10分ぐらいでまたエンジンなどが止まる。でも今度は5分で走り出した。これで一時間遅れは確実だなぁ。
当初の到着予定時刻の19:40 の一時間後、20:40 になってもいっこうに都市に近づいてくる気配はない。むむ。21:00 ごろ、不安になったところで、目的の都市まで後どれぐらい?と添乗員に訊ねたら、about 1 hour と云われる。着くの22:00 ごろじゃん!夜中だ。目的のダウンタウンまで、そこからバスや地下鉄で乗り継いでいくんだけど、さすがに夜中の地下鉄はコワイのでやめてタクシーにしようと思った。ここら辺でおなかがだいぶ空いたのでフードカウンターへ。イタリアンサンドウィッチというのを頼んでみた。$5.5。高いなぁ。たいしておいしくもなかったけどおなかはふくれた。
21:00をすぎるとさすがに真っ暗に。列車からの風景は、本当に真っ黒。明かりなどどこにもない。しかし、21:30ごろから徐々に明かりが見えてくる。アトランタも近い。22:00 ごろ、大きなビル群の明かりが。ついにアトランタだ。何度も質問した添乗員の人が、わざわざここがアトランタだから降りなさいよ、と教えに来てくれた。ありがとう。
アトランタ駅に 22:10 ごろ到着。初めてのアムトラックは、たっぷり二時間半遅れた。大都市だから、結構降りるのかな、と思っていたら全然そうでもなかった。10人ちょいぐらい。みんなワシントンDCやニューヨークまで行くのね。
さてさて道中13時間以上もわりと似た景色の繰り返し。飽きるような飽きないような。飛行機よりはよっぽど快適だし、それなりに景色は変わるしでそんなに疲れたりはしない。途中、何にもないところで数回(十数回)止まったり、なぜかバックしてちょっと電車が戻ったり、踏切のど真ん中で10分以上止まってこれでいいのかよアメリカ、とか思ったりした。あと初アムトラックで二時間以上の遅れとか、噂にそぐわぬ遅れっぷりだよ。せっかちな日本人には向かないと思った。アメリカ人はわりと時間にゆとりをもって接してるというか、そんなのが感じられる。
夜のアトランタ駅の構内は、列車を待つ人でごったがいしてた。たくさんいるんだなぁ。駅の中は明るいけど、周りは結構静か。ニューオリンズと違って、結構そこら辺にビルがあって、街灯もしっかりしてる、けど寂しい感じ。このままバスを探して、地下鉄で、というのはちょっと怖かったので、駅前のタクシーでホテル(INNだけど)へ。アトランタ市内は、さすがアメリカ大企業の本拠土地がたくさんあるだけあって、結構な高層ビルや明かりが。しかし、道沿いは人が全然いなくて怖い感じ。15分ぐらいでホテルへと到着。$15 + チップを払う。フィフティダラーつわれて、最初$12 か $20 だっけ、と混乱して $20 札で払うと $5 帰ってきた。フィフティーダラーは$15だわな。とっさに脳内変換が全然出来ない。
ホテルのロビーで手続きを済ませる。今までのロビーの人はだいたいおばさんだったのだけど、なんだか20ぐらいの若い娘だ。日本人だと解ると、「私の名前、日本語で書いてみて!」と云われる。またこのパターンか!別の国の言葉を名前を書くのが、今アメリカでブーム、間違いない。今度は彼女の名前をカタカナで書いてみた。ちょっと頭をひねって苦笑いしながら「クール!」と云われた。ほんとにそう思ってるのか疑問です。
部屋はホテル、というよりモーテルみたいな作り。扉の外は室内じゃなく、一応本当の外だし。日本のマンションみたいな感じね。これで89$+TAXかぁ。大都市のダウンタウンだから仕方ないのかなー、と思いつつ風呂に入り洗濯して寝る。座ってばかりの一日だった。

ニューオリンズの駅構内

アムトラック乗るよ

アムトラック


ニューオリンズ出発してすぐ。海?湖?川?

こんな景色が延々と続く


途中の駅

フードカウンター周辺



バーミングハム



夕方

アトランタ

INNの部屋

ニューオリンズ十五日目 火曜日
今日はニューオリンズを歩ける実質の最終日。さて最後の日は何をしようか。そういえばもう予定の半分かぁ。早いような、まだ半分も残ってる!と感じるような。
朝、あいにくの雨。でも10時頃には晴れに変わった。良かった。さて何を食べようかな、と思い1Fまで降りると、なんと朝ご飯が用意されてるじゃん!そんなことサービスに書いてあったっけ。嬉しい誤算。というわけでドーナッツ二個とオレンジジュース。こちらの朝に出てくるパンは甘いのばっかり。砂糖やチョコレートがたっぷりかかったドーナッツ、蜂蜜が絡まったナッツパンなどなど。毎日こんなんだったらそりゃ太るよなぁ。
朝食後は最後のフレンチクオーターを散歩。ぶらぶらしてるだけで楽しい。ついでに銀行でトラベラーズチェックを現金化。その後はカフェでカフェオレ。なんかこのカフェ猫がたくさんいる!これが噂の猫カフェというやつか。
そういえば、全然土産物屋(土産物屋がやたらとある。100店ぐらいあるんじゃないだろうか)いってなかったなぁ、と思いいろいろ入ってみる。ワニの置物が多い。VooDoo と書かれてることも多い。VooDoo 教(なんだかよくわからない宗教)にまつわるエピソードが多数あるらしい。そして VooDoo(なんだかよくわかない)から、なんだかよくわからないものをたくさん売っている土産物屋。記念に一枚だけニューオリンズなTシャツを買う。
午後は最後にもう一度、蒸気船ナッチェス号に乗る。ミシシッピー川から見るニューオリンズの景色。そういえばミシシッピー川で蒸気船でニューオリンズと云ったらミシシッピー川殺人事件だよね。子供の頃のちょっとしたトラウマ。落とし穴やナイフが飛んできて、すぐホームズが死ぬよ。コワイよ。そんなことを思い出しつつ、船内をうろうろ。機関室は本当にすごいオイルの臭いと騒音だった。うーんやっぱり空が関東のとは全然違うなぁ。あんまり空が青くない。雲の形や、雲の高度も違う気がする。
船から下りると、ちょうどストップモーションな人がやってきて、その場でストップモーション。なるほど、人が集まる時間と場所を狙うのか!ストップモーションはやっぱりすごい。なんでそんなにじっとしてられるんだ。今回は腹話術を使って、口は動かさずに観客と対話。すげー。その後は観客の人にストップモーションをレクチャーして、自分は驚いた顔でストップモーション、とか多彩だわぁ。
さてその後もフレンチクオーターをぶらぶら散歩。夕方になったので晩ご飯はまたまた gyro。うまいんだってば!まだ食べてなかったチキンのを食べる。これは塩がきいてるなぁ。gyro 屋のおっちゃんはいつも通りにっこり。また逢える日は来るのかなぁ。プリザベーションホールの隣の隣あたりの黄色いお店なので、ニューオリンズ行く人は食べてみたらいいかも。おいしいよ。
夕暮れに昨日のコーヒー屋、CC's Cafe でアイスラテ。位置は
map:x-90.0627y29.9604
ここ。地球の歩き方には載ってなかった。コンセントもあるし WiFi もあるし、店内は良い感じだしおすすめ!
そんなんで部屋に帰ってきて、明日は早いので早めに寝よう。とこれを書いていたら外から閃光が!雷かなぁと思って外を見ると、ホテルの下に人だかりが。そうか。夜の心霊ツアーか。ニューオリンズは心霊スポットも結構あるらしい。


朝食。

昼のカフェの猫。店内に三匹いた。

馬車。結構いる。






空。空。空。そういえば今日は120枚以上写真取ったなぁ。

ストップモーションさん。

土産物屋。いたるところにワニの置物。

心霊スポット(?)の写真をとってる人たちをとった写真。

ニューオリンズ十四日目 月曜日
今日はホテルチェックアウトの日。昨晩ビール二本も飲んだせいか、体が重く感じる。外は雨。次のホテルのチェックインまでぶらぶらして過ごそうと思ったのに!
のでチェックアウト後は、ホテルから徒歩三分、屋根のあるカナルプレイスにとりあえず行ってみた。ってここの三階にレストランフロアあるじゃん!近っ。しらなかったよ…。またまた別の中華のチェーン店でブランチを。ここはフォーチューンクッキーが付いてきた。中華のあと、ちょっとだけ食べると口直しにいいな。占いの内容はなんだか忘れた!だめじゃん。そういえばフォーチューンクッキーって良い内容のことしか書いてないよね。悪いことが書いてあったらへこむし、怒る客もいそうだ。
その後はスタバでアイスコーヒーを、って頼んだら牛乳が出てきた。あれ。あれれ。もうスタバなんて嫌いだ。たぶんアイスコーヒーというのが通じなくて、ホームミルク?みたいにきかれたときに俺が yes (アイスコーヒーにミルク入れるのかと思った)つったから、ああこの客は牛乳頼んだんだな、みたいなプロセスだろう。俺の英語出来なさにがっかり。雨がやむまでカナルプレイスで本を読む。本は大西先生のハートの英会話(NHK3か月トピック英会話 ハートで感じる英文法 会話編 (語学シリーズ―NHK3か月トピック英会話))。安いしわかりやすいし面白いし良書!これを読むと英文法が何となくわかった気分になるから不思議だ。心の清涼剤。しかしながら建物の中は寒い。途中で寒くなりすぎたのでフリースを着る。それでもまだちょっと寒いよ。
雨がやんだので、フレンチクオーターをぶらぶら。するとまた雨が降ってきそうになったので、数日前に行ったカフェに。このカフェはWiFiタダでつなぎ放題だし、そこらへんにコンセント(英語だと power outlet。何度も間違ったので覚えた)があるので、ラップトップを開いてる人が多い。アメリカってみんな MacBook だとおもってたら、MacBook の人なんて一人しか居なかった。ベイアリアとか、ニューヨークとか、一部の都市だけなのかなぁ、MacBook。んで自分もラップトップをちょっと使っていたら、となりのおじさんが「そのパソコン、どれぐらいふるいの?」「oh, ThinkPad はクールだね」みたいに話しかけてきたのでちょっと会話。おじさんの ComPaq のラップトップは Win98 あたりの世代のだ。すごいなぁ、長く使ってるんだなぁ。
さてチェックイン時間になったので次のホテルに移動。いかにもフレンチクオーターな建物だ。ベランダから垂れ下がるプランター。外から見たときは三階建てぐらいかな、と思ってたのだけど実際は五階建て。えええ。五階の部屋の鍵を渡される。しかし震度五ぐらいの地震でもつぶれそうな建物だなぁ。地震が来ないからこういう作りなんだろうけど。部屋はアメリカ慣れしてると、ユニットバスが狭いなぁと感じた。日本のユニットバスぐらいのぐらいのサイズ。やっぱりハンガーやアイロンやアイロン板はある。どこのホテルもこうなのか。歯ブラシや髭剃りはなかった。

新しいホテル風景。



中庭ー。

ニューオリンズ十三日目 日曜日
またまた11時すぎまで寝てしまった。昨日はちょっと熱っぽかったので風邪気味だったのかも知れない。
ブランチはリバーウォークの中華で。野菜炒めがけっこういけた。なつかしい。野菜全然食べてないので野菜食べたー、という気がした。野菜炒めといってもブロッコリーブロッコリーニンジン瓜みたいなやつで、シイタケとかもやしとか入ってないけど。
食べている途中、昼過ぎにまた大雨が。で、なんだかよくわからないけど、子供たちが土砂降りの中に入っていって笑ってる。雨楽しいのかな。わりと小さな子供はみんなやってる。傘もそんなに差さないし、濡れるのにそんなに抵抗がなさそうだ。
夜は日曜のバーボンストリートへ。晩ご飯は昨日と同じく gyro を。gyro 作っているおっちゃんは楽しそうに仕事してるなぁ。「あんた日本人かい?」「俺もほとんど英語わかんないんだよ。スペイン語は使えるけど」みたいなことを話しつつ、gyro ができあがってくるのを待つ。昨日とは違う味のやつだったんだけどうまい。うまいよおっちゃん、と云うとサルサソースが決め手さ!みたいなことを云われる。
さて今日こそはとプリザベーションホールへ。ってすごい行列が…。休日恐るべし。入るのも無理っぽいのでちょっと夜のバーボンストリートをぶらぶら。すると日本人のおじいちゃん、おばあちゃんご一行ツアーと思える団体がいる店が。中から四人のおじいちゃんたちが出てきて、「疲れたからホテル戻ろうかぁ」と去っていく。その後ちょっとして、団体さんみんなでてきて、ツアーガイドの人が人が足りないことに気づいて慌てふためく。そりゃ裏路地入ったら結構危険だもんねぇ。話しかけて「おじいちゃんたち四人なら、ホテルに戻るってあっちの方向行きましたよ」と伝えるとやたら感謝された。ガイドさんも大変だね。というわけで二週間ぶりぐらいに日本語を喋ったけど、うまく喋れた!まだ日本語を忘れた訳じゃなかった。そりゃそうだ。
その後 Jazz 演奏してるバーでビール二本飲みながら過ごす。ビールを一晩で二本なんて普段の俺にしてはあり得ない!

路上でのジャズ演奏。

プリザベーションホール前の行列。ホールつっても5,60人ぐらい入ったらぱんぱんなのにすごい人だ。

ニューオリンズ十二日目
土曜日。曜日の感覚がよくわからなくなる。
朝、久しぶりに疲れが出てきたのか11時頃まで寝ていた。遅いブランチはどうしよう、とりあえず散策がてらフレンチクオーターへ、と外に出るとやたらと強い風。空模様も暗い曇り空。ちょっと歩いたところで、これはすぐ土砂降りになりそうだな、と帰宅。案の定、その後強い雨が。
というわけで、初めていま滞在してるホテルのレストランで食事。ビーフストロなんとか、という料理があったので頼んでみる。出てきたのが想像通りのアメリカンな感じで良かった。もぐもぐ。
夕方、というか19:00すぎ(でもサマータイムなのでまだ十分明るい)に晩ご飯どうしようか、軽くでいいやと近くのスタバに。あれ、もう閉まってる…。もう一軒べつのスタバに。おお開いてる、と入ろうとした瞬間に closed の札が。ガーン。
悲しくなったので、そのままバーボンストリートへ。休日のバーボンストリートはより騒がしくて楽しい。日本人の美的感覚だとありえないような客引きの着ぐるみがたくさんいた。
昼間土砂降りだったせいか、夜は結構涼しめ。プリザベーションホールでジャズ聴くかーと行ってみたら、建物の外まで人であふれかえっている。こないだは椅子も空いているぐらいすいていたのに!ちょっと入れなさそうなので、近くをぶらぶら。gryo というケバブのようなものを売っていた店があったのでそこで買って食べる。愛想の良いおっちゃんだった。うまーい。新宿とかでクルマで売っているケバブより断然うまい。
その後はどこかお店に入って聴こうか、と思うもだいたい店の外で立ち聞きしながらいろいろ観察。まだまだ外国の新鮮さはいくらでもあって、行き交う人々、店の喧噪、町の雰囲気をぼーと観察してるだけでも十分楽しめた。


アメリカーン


今夜のバーボンストリート

十二日目

ニューオリンズ十一日目
朝食は昨日と同じで PJ'S カフェに。ちょっと遅めに行ったらできたてのブルーベリーマフィンがあったのでそれとアイスコーヒーを。でこのブルーベリーマフィンが感動的なうまさで。できたて熱々、外側はさくっと、中はふんわり。うめー。アメリカで今まで食べた食べ物で間違いなく一番うまい。というか日本のパンでも、有名なメロンパン屋の作りたてメロンパンに匹敵するうまさ。ああ感激。朝から幸せなひととき。
夕方、来週頭の二日間だけ止まるホテルを探しにフレンチクオーターへ。フレンチクオーターのホテルにも泊まってみたい!で、目星をつけて置いたジャクソン広場から約1ブロックのホテルで予約。最初税抜き58$の部屋でいいですか、と云われたので、その部屋窓ある?って訊いたらノー。こっちは窓あるかどうか訊ねないと危険、ということが最初のホテルで解った。ので、窓ある部屋にして、と云ったらそっちの部屋は69$なそうな。まぁそんなもんでしょーと予約。オフシーズンは安くて良いなぁ。これがシーズンだと普通に倍ぐらいする。
夕飯はガンホな店で。creoleプレートいうやつを頼んでみた。赤いスープと味のついたライスののったプレートが。プチトマトみたいなのものってたので、最初にパクリ。辛ぇーこれプチトマトじゃなくて唐辛子!?プチトマトぽい食感だけど辛いし種もそこそこ大きいヨ。スープもそれなりに辛くて、ホットな夕飯だった。
ニューオリンズ話。こっちの男性用トイレには結構氷がまいてあって。なんでこんな氷を入れてんだろうと思ったら、なんかめっちゃ氷つかってるのね。コップ冷やすのも冷蔵庫じゃなくて氷でうめたり、いろんなところで氷を。で、いらなくなったり使えなくなった氷はトイレへ。バーカウンタとかじゃ溶かすスペースないし、道にすててもそれはそれでじゃまだろうし。トイレに捨てるのは少しでも涼しくするためなのだろうか。
あとトイレついでに、フレンチクオーターはよく馬糞が落ちている。というのも、観光用の馬車が走っていたり(一応おしりにフン入れバックがついている)、夜は騎馬警官がパトロールしてるので。で、下を見ないで歩いてるとうっかり踏みそうになる。どれこもれもパサパサだから踏んでもそんなに悲惨なことにはならなそうだけど。なのでちょっとクサイ時があったりもする。

バーボン通りで客引きしてたパイナップル君。暑そう。

十一日目

ニューオリンズ十日目
今日から数日間は、いろいろ考える時間を持とうと思うので、あまり散策はしないことに。

さて朝はちょっと早めに行動。PJ'Sカフェは7時から空いていることが解ったので、朝食はそこでと向かう。ホテルから近かったよな、とてくてく歩いて行くもなかなかつかない。15分ぐらい歩いてやっと到着。自転車ならすぐな距離でも歩くと結構かかるなぁ。
アイスコーヒーとクランベリーバーを頼む。マフィンはまだ無かった。クランベリーバーはちょっと甘すぎるけどおいしかった。あとやっぱりコーヒーうまいよ。ラージサイズで税込み$2.8はお得だ。あ、ドル表記は10$とかじゃなくて$10じゃ、というアドバイスをもらいました。その通り!
コーヒーうまかったので、食べ終わってからテイクアウトでもう一つ頼むと、店員さんが愛想良くおいしかった?とかおしゃべり。アメリカはフレンドリーだなぁ。クレジットカードのサインをすると、「わおー、私の名前 Letty って云うのよ。名字を私の名前の前に書いて欲しい!」とか云われる。で、Letty と書かれた紙をもらったので、名字を前に書いて渡して、発音するとなんだかやたらと喜ばれた。Letty もその名字込みの名前を何回も復唱してた。日本の名前が珍しいからなのかなぁ。まぁ喜んでもらえたようでなにより。
昼ご飯は16:00ごろ、やたらおなかがすいて中華が食べたくなったのでリバーウォークにあるアメリカじゃ有名なファーストフード中華のチェーン店で。さらにいろいろどさっともってくれる。だいぶおなか減ってたんだけど、ちょうどおなかいっぱいぐらい。すごい量だぜ。
部屋に戻ってくるとまた鍵が開かない…。毎日セキュリティのため磁気(?)変更してるのかなぁ…。それならそれで云って欲しいなー。
これから数日は日記が短くなりそうな予感なので、ニューオリンズで気になったこととかを書いてみよう。なんだかここは足の障害者の人が多い。しょっちゅう車いすの人を見かける。エレベータには障害者専用というのも多い。足が元々悪くなりがちなのか、それとも…。
あとニューオリンズといえば音楽、なのだけど、iPod をしてる人を見たことがない。iPod は音楽の転送にPCが必要だからかなぁ。で、ニューオリンズっ子はみんな何で音楽を聴いているのかというと、ポータブルCDプレーヤを手に持って聴いている!日本から見ると異様な光景。バックとかポーチには入れてない、そもそもバックとかを持って歩いてる人が少ないんだよね。


テイクアウトしてきたPJ'Sコーヒー。


中華。さらのうえにどばっと。この麺がB級グルメぽくてナカナカ。